衛星放送の優位性と問題点
Homer-C
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『BS放送』

BSとはBroadcasting Satelliteの略です。現在BSには4本のトランスポンダがあります。NHKのBS1が7チャンネルBS2が11チャンネル、ハイビジョンが9チャンネルそしてWOWOWが5チャンネルをそれぞれ共有しています。BSの映像は現在アナログではありますが、通常の地上波に比べ画質が良く音質に至っては次元の違うクオリティーで楽しむことが出来ます。映像には1チャンネルあたり6MHzの帯域を使っていますが、BSではアナログ音声に使われていた帯域がPCMデジタルになったためアナログ音声分の帯域が映像に使える分、解像度が20〜30本増え地上波の水平解像度330本に対し350本前後になっています。宇宙から飛んできてる事もあって地上波のようにゴーストが全く発生しない。これが大きく品位を向上さしている要因の一つであります。もう一つは先ほども書きましたが音質の良さであります。PCMデジタル方式を採用していることです。音声にはAモードとBモードがあり、Aモードは主にサンプリングモードは32KHz、量子化ビット数10ビットです。局側では、14ビットで、処理しているようですが、電波に乗せるときに、10ビットにして、送り出している模様。4チャンネルの音声が可能で、サラウンド効果や独立音声としても使えるのです。WOWOWとセントGIGAがそうですね。ですが周波数特性は14500Hz止まりとスペック的にはFM放送並となりますが実際の音質は極めて良く低音から高音まで全くフラットで高SN、アナログとデジタルの違いを痛感させられます。

『Bモード音声』

さてBモードですが、これは良いんですね凄く良い。DATと同じサンプリングモード48KHz、量子化ビット数は16ビット直線で圧縮しておりません。よって高域は22000Hzまで跳ね上がり、音の強弱を表すダイナミックレンジも96dB以上でAモードの比ではありません。あのCDをも一割ほど上回る特性となります。でも独立音声は使えないため、2チャンネルとなります。これがBS5,7,11チャンネルの映像と音声の構成で現在に至ってます。

それからBモードとAモードどちらが高音質かと、よく聞かれますが、その時に、もちろんBモードの方が良いに決まってるのですが、現実には、全てが、そのようには当てはまらないようです。元のソースのクオリティーが大きく関わってきますので、単純にBモードだからAモードより高音質とは言い切れない部分が多くあるようです。


『ハイビジョン・ミューズ方式』

ハイビジョンは他のチャンネルとは少々というか全く違った方法を採っています。ミューズ方式といい画像の情報量を5分の1に圧縮して送り、受信する際に受け側がミューズデコーダーを通して4フィールド分割された映像を1画面に合成し元の高精細な画像にするというものです。ハイビジョンの走査線は1125本となっていますが、実際に目に見えている走査線数、有効走査線数は1032本です。さらにプログレッシブではなく飛び越し走査を行っていますから実際の垂直解像度は有効走査線数1032本に対して垂直解像度は700本〜800本程度で、水平解像度は約500本となります。それでもNTSCの2倍なので映像密度は違います。また情報量的には通常のBSでは輝度4.5MHz、色1.5MHzに対し輝度帯域20MHz、色7MHzに上り画素数は200万画素になり、トータル的な情報量はNTSC方式の5倍にもなります。けれども実際の映像のクオリティーといたしましては、情報量が5倍だから5倍綺麗なのかといいますと、そんなことはありません。条件の整った最良のNTSC映像のせいぜい1.5倍位にしか思えないのです。注意『最良のNTSCとはBSや地上波の放送メディアではありません』

その要因は色々ですが信号をベースバンドで送っていないこと、また4分割した映像を合成するミューズデコーダーが前より良くなったとはいえ完全ではない。公称には静止画の水平解像度500本、動画360本といっているが動画は絶対360本に達してないのであります。随所に圧縮とミューズ方式による弊害が出ています。たとえば輪郭部分が乱れたり、動きによる残像、色がベチャッとなったりで元々の品位を大幅に損なってしまいます。実際のカメラスルーの映像は、ぞくっと、するほど綺麗ですけどね。NHKの人はその映像を知ってるから絶賛しますが各家庭に届く映像は本来のハイビジョン映像からは大きくかけ離れたものでNHK総合で紹介しているような超高画質ではありません。論より証拠で電気屋さん等で視聴できると思いますので是非確認して下さい。ただし、量販店などの一本のパラボラで複数分配している展示品では本来のレベルには達していませんので、できたら個人の電気屋さんの所で理想的に受信している店の視聴が好ましいでしょう。(小さな個人店ではセレクターなどを使わずダイレクトに受信している場合があります)
そこまで質が落ちるのであれば圧縮しないでベースバンドで送ればいいのにと思われるかも知れませんが、それをやると、あまりにも情報量が多すぎてハイビジョン1チャンネルでBS衛生1つ使うことになります。それでは、あまりにも不経済で効率も悪い。そこで試行錯誤を繰り返し今の技術になった訳です。


『BS9チャンネルの音声』

それからハイビジョンの音声ですがBモードと3−1方式4チャンネルステレオがあります。Bモードは他のBSチャンネルのBモードとは違います。ハイビジョンは映像にかなりの帯域を取られますので、残念ながら圧縮してます。サンプリング周波数は同じ48KHzなんですが量子化ビット数は他のBSでは、16ビットの所、残念ながら11ビットに圧縮しています。皮肉なことに音質に限ってはBS11チャンネルなどの方が良いのです。ですがその違いは、ある程度のオーディオ機器を据えて耳の良い方がモニタースピーカーでじくり聞かないと分かりません。ミニコンやましてはテレビのスピーカーでは聞き分けは、ほとんど不可能でしょう。3−1方式は、はるかに圧縮が掛かっていて、サンプリング周波数は32kHzとAモードデジタル音声なのですが、なんと8ビットに圧縮しています!!。個人的には8ビットの音なんて聞きたくないです。こんな方式は辞めるべきだと思うのですが、どうでしょう。まぁ、これはサラウンドなどの雰囲気を出す効果を狙ってるといった方が良いでしょうが、ハッキリ言って音質は悪いです。こんな、しゃかしゃかした音は耳にも心にも良くありません。さすがに3−1方式になると音質の荒さは目立ちます。


『WOWOWデコーダー』

WOWOWを見るには、専用のデコーダーが必要です。もちろん契約して、スクランブルを解除してもらわないと、実際に見ることは出来ません。

中は、こ〜んな感じで、よく見るとNECの部品が、けっこう多いです。WOWOWの場合はデコーダーという余分な回路を通しているのでNHKのBSに比べたら画質が落ちるのではという意見もありますね。たしかに、その考え方は間違ってはいないと思いますが、実際の映像は、そんなに気にする程のことはありません。家庭用のテレビでなら、これは明らかに劣化しているというレベルではないからです。こういう書き方をすると、マニアックではないと思われるかも知れませんが、本当に微々たるモノなんです。NHKの方が綺麗と思われるのは、多分、デコーダー云々ではなく、放送機材やスタジオの環境ではないでしょうか、NHKは無造作に使える?資金で充実した放送機材を揃えていますのでね。とはいうもののデコーダーを通すことによって信号が変化するのは事実でしょう。だけど見分けがつく程度ではないというのも事実です。


【パーフェクTVのクオリティーは?】

さて今話題のデジタルCS放送パーフェクTVだが

100チャンネルを可能にした日本で最初のデジタル放送ですが一つのトランスボンダに複数のチャンネルを押し込んでいます。本来デジタル方式は有利に情報を送れる訳ですが100チャンネルとゆう膨大な数を押し込んだ結果、残念ながらこれからの時代に見合う高画質は得られません。私的な意見ですが画質を犠牲にしてまで100チャンネルにしないとダメだったのだろうか、べつに半分の50チャンネルでもいいんじゃないかと思うんだけど番組を充実させれば視聴者は納得するだろうし、何よりもチャンネル数を半分にする事によって転送レートが2倍にアップします。結果、飛躍的に画質がよくなり本当の意味でのデジタル放送の魅力が出てくると、私は強く思うのです。はっきり言って、もったいないです。画質を、そこそこにして100チャンネルにしなくては、いけなかったのでしょうか???最初は私も胸躍らして受信機を買いました。でも本契約をする気になれませんでした。これだったらWOWOWの方がいいと思いWOWOWの契約を続行しています。我が家のパーフェクTVは無料放送のみの視聴になっています。これからデレクTVが立ち上がったら、ますます厳しくなることでしょう。

と、思いきや、何と言いましょう・・・最初頃のAT-Xは結構クオリティー高かったのですが、現在は、そうでもないみたいですね。これだけ低レートでは仕方有りませんが、ようは中身です。楽しいプログラムが多ければ良しとしましょう。うんうん・・・えっ、安かろう、多かろう、悪かろう、だって、そんなことは誰も申しておりません。


【ポップジャムはどうして】

BS2で、何故ポップジャムをやらないかも疑問でならないのです。確かにハイビジョンでは、やってるもののカットしてます。おまけに遅れての放送とくるもんだ。ポップジャムは中でも高画質、高音質プログラムでBモードであります。毎週いろんなアーティストの出演で本当に魅力ある番組なのにメインが地上波というのは、なんとも納得いかない。NHKさんはBSとの同時放送をすべきである。地上波の音声などCDの音を知っている世代にとっては本当にお粗末なもなのに・・もう一度NHKのお偉いさん方に言いたい、視聴者から、お金を取っているのだからBSの良さを100%生かしてほしい、なんでBモードが使える環境なのに、もっと積極に使わないのか、もっとロックコンサートなどの比率を上げろと言いたい。
【口ぱくは止めて〜】
この番組では偶に、「口ぱく」で唄っている(唄ってない)のです。これは止めていただきたいですね。この番組はミニコンサートですからファンにとっても「くちぱく」は失礼ではないでしょうか?現在の放送は高画質、高音質ですから、下手な演出は、ばればれなんです。当方が確認しているものは、ミスチル、原田○世、その他・・・ちゃんと唄いましょうね。逆に言えば下手でも一生懸命唄っていただけると、その人の魅力がより多く伝わってくると思います。反町さんなどは本当に唄ってました。「この胸の〜ときめきは〜永遠の〜」と、思いきりキーを外してますが、これぞ生声、ファンは喜ぶことでしょう。


【ミュージックジャンプは何故ワイド】

音楽番組でもう一つ言いたいのは、ミュージックジャンプというアイドル系の歌番組が日曜の6時からあるのですが、これも高画質、高音質プログラムであるのに、何故かワイドで放送しているワイドといってもレターボックスを作った走査線を減らしたワイドであります。これもNHKさんに言いたい。どうしてアイドル系の歌番組を走査線を減らしてまでワイドにしなくてはならなかったのか疑問でならない。それがためにエアチェックから遠のいた方が私の周りには結構います。前にやっていたアイドルオンステージの方がよっぽど良かったという声があるのを知らないのだろうか??映画じゃないのだから、アイドルものは皆さん出来るだけ高画質で残したいと思うのが殆どのはずです。NHKさんミュージックジャンプを走査線いっぱい使った元の4対3の映像に戻すべきだ。
【ミュージックジャンプが4:3に】

なんと99年4月からミュージックジャンプはワイドから従来の4対3に戻されました!。最初から、これでいけば良かったのに、しょ〜もない、ワイドサイズを意識して放送しても所詮は走査線を減らした疑似ワイド、ハイビジョンには到底なりえないことは解っていたはずなのに・・・・気づくのが遅すぎるよNHKさん。

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