>MYRYADと言うメーカーのMI120です。
>これはプリメインアンプですが、私はA2を持っていますので
>パワーアンプのMA120も選択肢にあると思うのですが
>選ぶとしたらどちらを選んだほうがいいのでしょうか?
私は、イギリスのアンプでは、ミュージカルフィデリティのが割と好きです。中身をあけると、スカスカなんですが、、、日本のメーカーみたいにギッチギッチに詰め込んだりしないんですよね。
ミヤードも中身すかすかです。管球式アンプも中身すかすかです。良い物になると、手配線で、基盤すら無いので、もっとすかすかで、粉っぽさのかけらも無い、素晴らしく艶の乗った音がします。
音にこだわると、基盤をどうにかしたいと言う事で、「空中配線」とか妙なうたい文句をのたまっている所もある様ですが、トランジスタアンプで手配線はちょっと無理かな。配線図をメッチャシンプルにしないと、、、(ガレージメーカでそういうのを出している所もある様ですが。)
ROTELについては、
http://www.sumire.sakura.ne.jp/~outlaw/audio/hyperbbs.cgi?mode=view;Code=111
>Re: 5万円?のローテル
でちょっと書きましたので、もし宜しければ、参考迄に。
MYRYADはどちらかと言うと、「新しい革袋にワインを入れる」タイプという所があります。デザイン重視の路線です。パーツ一個一個はハッキリ言えば、安物を使っています。つぼを抑えた、上手な設計なので、音が良いと言うタイプで、ワインで言うと、ボジョレーヌーボの路線かな?決してROTELのように、時間をかけて熟成させる方向では造っていない様です。
イギリスのアンプメーカでは、96年からMシリーズを発表して参入した、新規メーカーです。ただし、老舗のNADとARCAMの技術者が参加して創った会社なので、「NADとアーカムを足して2で割ったような」といういかにもありがちなコメントをイギリスのHi-Fi誌で言われたりしています。
アンプと言うのは、一つのモデルを何年もマイナーチェンジをくり返して、徐々にユーザーの声を作り手が反映させて、良くなって行く物です。ROTELも931, 931MkII, 932と熟成させて来ています。トライオードのアンプも初期の頃に比べ、どんどん手を入れて、少しずつ良くして来ています。(自分で手を入れるともっと良くなります。)
じつは、ミヤードのMI120は初期型とMkIIと呼べるくらい中身を変えてバージョンアップした後期型の2モデルが出回っています。区別は音を聴き比べ無いと付かないでしょう。音はがぜん良くなって居ますから。勿論、初期型を買って、イギリスに送って、後期型にバージョンアップしてもらうサービスもありますが、10万円以上かかるかも知れません。(イギリスでやれば、数万円です。わたしは、こういう名前もがわも同じで、2つのバージョンが出回ると言うのは余り好きではありません。MkIIとか潔く名前を変えて出すべきだと思うのですが、メーカーの考え方の違いでしょうね。)
相場としては、新品で9、10万円、中古で4、5万円という所でしょうか?中古を数万円で手に入れるのなら、悪くは無いのかなと言う気はします。日本での代理店の価格設定は、16万円以上しますから、それなら、プッシュプル20W程度の凄く良いTube Ampが買えますから、私ならそっちにします。
MI120とMA120はセットで「バイアンプ」駆動する為に専用に設計されている物です。でも、実際に2つ揃えてバイアンプで鳴らしても、いまいちとの評判で、MI120だけで十分と言う声もあります。(A2とMA120の組み合わせはちょっと無いかなと、、、チグハグで、、、)
MI120は実際に駆動させると、かなりパワーはあります。8オームのスピーカとの組み合わせの実測でも、80W以上をインピーダンスの変動に関わらず安定して出して居ますので、CDM7NTを鳴らすのには十分過ぎるかなと言う気はします。
ミヤードは今後が愉しみなメーカの一つかとは思いますが、日本で新品を買って聴くには、実際にスピーカと組み合わせて、よっぽど気に入ってから買わないと、ちょっと冒険かなと。
十数万円の予算でアンプを選ばれるのなら、是非、スパークの15万円くらいの管球式アンプと聴き比べてみて下さい。求める音に近ければ、是非そちらの方向性を追求した方が、、、(私の場合、トランジスタアンプで私の求める音を出そうとすると、桁が1桁、2桁違って来ます。)また、アーカムのA85(定価150,000円)も選択肢に入れてみるのも悪くはないかと。ローテルだと、あちらで大変評判の高かったRA970の後継モデルRA980BX(定価128,000円)というのも視野に入って来るかと。(私なら、CayinのAS-300Bにかなり引かれます)
ミヤードは、買ったユーザーの満足度は高い様ですが、私から見ると、まだまだちょっと青いかなと、、、
でも、とにかく、CDM7NTと組み合わせて聴いてみて、自分の好みにあうかどうか、それが全てですから。100人100色、好みの数だけ、ベストバイはあるかと。
私は、本質的に人の言う事に耳を貸さない(耳に入らない)タイプなので、スピーカケーブルとかも、人が「これは癖があるから、こちらの方が癖が無くて素直で良いよ」とか言われても、聴いてみて、「まるっきり逆やん」となる事が往々にしてあります。もちろん、思考回路の帰結は、「俺の耳が正しい、店員の言う事が間違っている」何故なら、「聴くのは、俺の耳。つまり、俺の耳が全てに於いて測定原器たるべし。ゆえに、聴く人にとって、その人の耳の判断が全てに優先する」という考えです。だって、十年、場合によっては20年と付き合って、人生を共にするのは他ならぬ自分自身ですから。人の好みに合わせてどうしようって言うんでしょうか?聴く自分にとって、「うん、この音で自分的にOK!」であれば、それが全てです。評論はいりませんから。部品のパーツの産地やスペックや特性が分かっても、音が気に入らなければ、せんなき話かと。 |
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