>>> ソニーVHSハイファイ SLV-R350

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箱 2000年春に発売されたデッキで、地元の電気屋さんに25800円で売り出されていました。G-codeが内臓 されているため下位モデルより若干高めであると説明をうけましたが、それでもベス○電気に比べると高いじゃないかと言って、 もーちっと勉強して下さいと言い寄るとニヤニヤしながら、しかめ面で1200円引くと言いました。それでは中途半端 ではないかと言い、消費税込みで22000円なら即決しますというと、電卓を叩きながら、出たばかりの商品だからなぁと、つぶやきながら悩んだ顔をした後、 わかりましたと承諾してくれました。

断っておきますが千円や二千円を負けさすのが目的ではなく、あくまでもそのプロセスを楽しんでいるだけでして。ただでさえ店側にとって利益率の少ない低価格機種なのに、いったいどの程度まで値段交渉ができるのか興味がありまして・・・申し訳ない。

値引きを迫るときは頭ごなしに負けろと言っても逆効果でして、必ず相手を立てつつ、やんわりと片腕で首を絞めていくごとく、ジワジワと攻めるのが大事です。 例えば年輩者が相手だと、いや〜おたくのような偉い立場の方に接客していただけると交渉も多少無理が利くからホント有り難い ですね。とかいいながら・・・

『価格から見ると』

先ず、他メーカーの同価格帯のVHSデッキに比べデザインが優れています。個体など使っている素材はさほど変わらない のですが、デザインが上手く高級感を出しているので2万円前後のデッキとしては一際目を引くように感じられます。 これは他メーカーとくにビクターさんには、とくに勉強していただきたいです。

本幾の技術面での売りはリアリティー・リジェネレーターというビデオ信号のエッジ波形を3つの時間軸 ゾーンに分け演算処理を施すことによってエッジの立ち上げを改善するもののようで従来の輪郭強調で キリッと見せかけるものではないということでしょうか。また3倍モード専用に19ミクロンヘッドの採用と 400倍速に対応したストロングメカを搭載しています。強度をもたしたメカデッキを採用することによって ソニーは壊れやすいというイメージを拭い去るようにしているのかもしれませんね。実際に見てみても 他社より厚めの材質を使っている部分も見受けられる。

『標準画質とS簡易再生と3倍画質』

ソニーは、どちらかというと色づけを抑えたニュートラルな画調のイメージで、このデッキもその流れを汲み派手では ないもののオリジナルより若干色を乗せ、見た目を重視した調整がなされているように変わってきています。水平解像度は標準で 230本、3倍で220本、S簡易で260本と幾分抑え気味か?もう少し頑張って貰いたい。ただし実際の 映像は原色に乗る色ノイズもこの価格帯のデッキとしては悪い方ではなく見た目の解像感もまずまずです。 リアリティー・リジェネレーターが効いていて?標準での自己録再生はかなりレベルが高い。これで解像度が あと10本伸びると2万円代のデッキとしては文句のつけようがない。

3倍モードになると品位は下がります。エッジの暴れはさほど無いのですが思いのほか見た目の解像度が低下し色ズレと色ムラが酷くなります。 一応3倍モードに19ミクロンヘッドは乗ってはいるのですが、その恩恵は思うほどありません。 S簡易再生は解像度は伸びるのですがVHS標準時のようなSNが得られなく幾分粒子の粗さが目立ち気味 になります。

『音質と音レベル』

ダイレクトにCDから録音すると音レベルが高いため自動録音レベル調整が働くわけですが三菱のように 不自然な音の高低は抑えられているように思います。クオリティーとしては音の巾に余裕が無く、とくに低音が出にくく豊かな 量感が感じられない腹にドスンドスンと響かせる演出もない。高域は出るには出るのですがクリアーさが足りないし、 人の声を受け持つ中音域も音響的にもかなりしんどく長時間聴くには耐え難いものがある。Hi-Fiと名乗っている 以上もう少し配慮してもらいたいと言うのが本音ですが、この価格から考えると致し方ないかな。

と音質に致しましては散々たる評価のようですが、昨今の低価格VHSデッキには何処のメーカーとも当てはまることで本幾が特別悪いということではありませんので 念のため。

『メカデッキの出来は』

ソニーは数世代前からメカデッキの強化を図ってきており随所に改善されたところが見受けられる。この価格帯の走行系としては十分評価できそうです。ただサイドのスライドするところが金属ではなくプラスティックなのが心配か?。使い込んでいかないことには解らない部分があるわけですが期待してもいいのではないでしょうか。

『400倍高速巻き戻しとサーチ』

三菱や東芝のように途中巻きテープの高速巻き戻し時に極端にスピードが落ちたり遅くなったり早くなったり という症状は出ないのが嬉しいのですが、ストップしたときに狙ったところで止まらず、かなり走行してから ブレーキがかかりだす仕組みになっています。このブレーキ制御は高速走行時からテープを保護するために考えられたものでしょうが 使う方の性格によっては嫌うかもしれません。サーチは正逆とも一段階のスピードしかないのが残念です。せめて2段階 くらいは設けてほしい、また逆サーチレスポンスもテンポをおいて行うのでイライラとまではいかなくとも、 もう少しなんとかならないのかと思います。このへんは三菱が優秀ですね。

『リモコンと使いやすさ』

液晶窓と蓋が付いているリモコンの作りは見た目豪華である。ただしボタン類のタッチ感は気持ちいいほうではない。 液晶窓はGコード予約やタイマー予約をするときに表示されるだけで普段、日付や時間は表示されない。どうして?。 リモコンモードが3つまで設定できるのは嬉しいがボールペンの先でつつかないといけないのが面倒。本体 に付いているダイヤル予約録画は解りやすく操作も簡単なのでたいへん便利です。いつも思うのですがGコードって意味あるの?といつも思ってます。 無用の産物というと怒られそうですが。

標準画質
★★★★
3倍画質
★★
音質
★★
サーチレスポンス
★★
高速巻き戻し
★★★★★
チューナー
★★★
他幾互換
★★★
S簡易再生
★★
使いやすさ
★★★
ズバリ買いか?
★★★
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