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 ☆[AVM]オーディオビジュアル情報マガジン☆ 1999/09/11発行 Vol,11
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       ◆◆メールマガジン音と映像とAV機器◆◆

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            ♪本日のAV談話です♪             
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     ■■■今回の話題:初心者のためのAV豆知識■■■
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●この豆知識は古い常連様とベテランの方には新鮮味が無く退屈かと思いますが
 初めて購読する方、初心者の方ために少しお付き合い願います。
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            【エアチェック】

エアチェックの語源は、出稿したCMが、間違いなく放送されたことを、広告主あ
るいは広告代理店等が確認する作業のことをエアチェックと謂ったのが本当の意
味のようです。この言葉はビデオよりオーディオの世界で頻繁に使われてました
ね。FM等の気に入った番組を、まるまま録って好きな音をリアルタイムで聞く
だけではなく、あいてる時間に何時でも、その番組が楽しめることでしょうか。
その後、家庭用ビデオが普及してラジオ番組を録って聞く如く、好きなテレビ番
組を、可能な限り高画質で録って残し、リアルタイムでなくても自分の好きなと
きに、その時の感動を体感できるという意味で本来、オーディオ分野で使われて
いた言葉をビデオの世界でも取り入れたのではないでしょうか。
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            【色ズレと色にじみ】

NTSC方式では輝度信号と同じところに色信号が載せられていますが、本来同じ場所
で描くべき輝度信号と色信号が時間的にずれた場合に色ズレが発生します。とくに
横ズレが多いとと思いますが、輝度信号より色信号のほうが時間的に早く進むと輪
郭の左側に色がズレます。逆に輝度信号より色信号のほうが遅いと右側にズレます
。色にじみは、色の輪郭から、にじみ、はみ出ることです。S−VHSやハイエイ
トのビデオデッキは色帯域が狭いため色の再現性が悪くなります。その為、輪郭か
ら色がはみ出し、にじむ現象が起きます。とくに原色に近い濃い色、赤や青が、よ
く目立ちます。その他の薄い色も同じように、にじんでいるのですが、目立ちにく
いだけです。
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             【ドット妨害】

ドットとは、点状のノイズのことで、色の境界線に現れます。輝度と色は、ライ
ン相関という隣り合う走査線同士が似てる特質を利用して、くし形フィルターで
分離しています。Y/C分離が完全ではない2ライン方式の、くし形フィルター
では、色の輪郭部分に頻繁に、このノイズが出現します。そこで、前後3本の走
査線で分離する3ラインロジカルであれば、かなり低減できます。ですが横や斜
め方向に発生するのには対応できません。そこでY/C分離を3次元にすること
によって、これを解消していますが、機種やメモリーの規模によっては性能は微
妙に異なります。
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             【色信号と帯域】

映像の色を作り出す信号のことで、色には明るさと色の種類と彩度があります。ビ
デオやテレビでは、色と輝度は別々に処理されていて、NTSCでは、輝度は輝度信号
0〜4.2MHzで扱い色信号は(3.58MHzのサブキャリア)1.5MHzで扱いま
す。ですが、家庭用のビデオデッキS−VHS、Hi8では、NTSC方式の信号を、そ
のまま記録しているわけではなく、カラーアンダー(低域変換)つまり3.58MHzの
サブキャリアを629kHzに低域に変換して記録するやり方を採用している。このやり
方は、合理的に帯域を使いますので家庭用ビデオ等には、もってこいですが、従来
1.5MHzあった色帯域を0.5MHz以下に制限するため、実際の色再現という意味では問
題があります。テレビ放送をビデオで録画したときに、色がにじんだり、ずれたり
、濃淡のムラができたりするのは、色の帯域が、3分の1以下になったためです。
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             【スキュー歪み】

ビデオの再生時には、回転ドラムに取り付けられた、2個のヘッドが、交互に記録
していて、1フィールド(1/60秒)ずつ切り替えながら、テープ記録している
が、切り替え部分の信号のつなぎ目で、、ヘッドとテープが走行時の振動などで、
時間軸変動がおきます。その時に、画面の上部が水平方向に歪むのが、スキュー歪
みです。TBC未搭載のデッキで、コマ送りや静止画再生に設定すると、画面上部
が歪むのが確認できます。
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             【ジッター】

ジッターとは、テープの走行ムラによって起きる時間軸のズレから起こる映像の
縦線の歪みです。古い伸びたテープや走行系の汚れで滑りが悪くなったり、ヘッ
ド叩きでも起きます。ジッターが多くなると縦線の細かい揺れだけでなく、全体
的にユラユラ揺れたり輪郭全体がシャープさを失いザラザラしたとても醜い状態
になります。
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          【オートキャリブレーション】

これは、カセットデッキなどでは有名ですが、テープへの最適なバイアス等の記録
レベルを調整するものです。ビデオでも基本的には同じでテープの性能を判断して
記録レベル調整するもので、マイコンを使って、あらかじめ周波数を変えながら記
録しベストとなる位置を探しだし記録レベルを最適値に設定できる優れ物です。三
菱では、テープシュミレーターというネーミングがついてます。
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              【シュート】

信号レベルが急激に変わる部分で設定された最終値より高くあるいは低く瞬間的に
強調してシャープな映像を作る手法。信号の立ち下がり部、左側を強調するのがプ
リシュート、逆に立ち上がり部、右側を高く跳ね上げるのがオーバーシュート。こ
れを程良くチューニングすればキリッと輪郭がクッキリして見かけの解像度も上が
ったかのように見うるのですが、やりすぎると、左右に白いフチが付いてクオリテ
ィーを落とします。
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            【インシュレーター】

外部からの振動を、デッキ本体やメカニズムに伝達させないように、振動を吸収す
るための、AV機器の足のことです。ゴム素材やコイル、スプリング等で、できてい
て、特定の周波数の振動を吸収して、音質や映像の劣化を防ぎます。
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              【S端子】

SはSeparateのことで映像信号の輝度信号Yと色信号Cを分離した状態で信号を
送るための接続端子です。YとCを別々に伝送することによってクロスカラーや
ドット妨害が押さえられ解像度も幾分か上がる場合もあります。
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              【FEヘッド】

フライングイレースヘッドとは、回転消去ヘッドといい、固定消去ヘッドとは別に
、回転ドラムに取り付けられた記録用ヘッドの直ぐ手前に儲けられた消去ヘッドの
ことです。このヘッドは、1フレームづつ確実にトレースして消すことができます
。消しながら書く作業をすることによって、カット編集等のつなぎ録りやインサー
トがスムーズにできます。固定消去ヘッドだけでは、テープの斜めに記録されてい
る映像信号の消し方が大ざっぱになり、次に記録した映像との間に虹状のノイズが
発生してしまいます。
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             【ビデオヘッド素材】

【フェライト】ビデオテープの磁性体に、よく使われる酸化鉄を主成分とした磁気
素材。VHS、S−VHSに最もよく使われている素材で耐久性に優れている。【
アモルファス】非結晶という意味で結晶状態でない合金を素材にしたもの。色信号
の低域から輝度の高域まで特性に優れていて高級機に使われていたが、最近では普
及機にも採用されている機種もあります。ギャップ面だけアモルファスを採用したM
IG『メタルインギャップ』構造と、アモルファスの薄膜を積み重ねた積層構造の二
つがあります。【センダストHDプロヘッド】ビクターがW−VHS用に使ってる
メタル系ヘッド。これはヘッドそのものがいくつかの層になっている積層型の高出
力ヘッド。
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            【ビットストリーム記録】

ビットストリームとは、デジタル信号のことで、送られてきたデジタル信号のまま
記録することをビットストリーム記録といいます。D−VHSがこの方式を採用し
ています。
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            【ダイナミックレンジ】

オーディオでは、音の強弱を示します。小さな音から大きな音までの幅を表したも
の。アナログでは、ノイズレベルから飽和して波形が正確に再現できない部分まで
のレベル差を表したもの。デジタルでは、信号の最大値と量子化によって発生する
量子化誤差。ノイズレベルから最大値までの大きさ、幅の広さを表したもの。数値
としては、デシベルで表し、数が大きい方が優秀といえます。デジタルでは、ダイ
ナミックレンジはビット数で決まり、だいたい1ビットでダイナミックレンジが6
dBなのでCD等の16ビットなら96dBとなります。映像では、明るさの範囲表し
、これもデシベルで表します。
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             【スクイーズ】

16対9のアスペクト比をもったワイド映像を横方向に圧縮して4対3の通常画
面におさめたものです。ハイビジョン放送をMNコンバーターでNTSCに変換して
見るとき4対3テレビでは、フルモードのとき横方向が圧縮され縦長の映像にな
ってしまいますが、ワイドテレビのフルモードで見ると横方向が1.33倍に拡
大され正規のアスペクト比で見れます。
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            【3次元DNR】

時間軸相関を利用したノイズ低減回路です。信号には規則性がありますがノイズは
、まちまちで、規則性はありません。その性質の違いを利用してノイズ低減効果を
図っています。たとえば10ある情報量の1画面からノイズを取り除くと、どうし
ても微小信号も同時に失い10が7とか8になり解像度も落ちます。それならとい
うことで、同じ場面を2つ合わせて20にしてノイズを取れば結果10以上の再現
ができ、元の映像クオリティーを失うことなく、いや元より良い画質で再現できる
という魔法の回路です。そう言う意味から3次元マジックとか昔録ったビデオが綺
麗に見えたんです。となるわけですね。これも3次元処理できるのは静止画のみで
、動画では、前後の信号が変化するため残像が現れるので、動き検出回路を付けて
小刻みに判別しています。
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            【3次元Y/C分離】

高精度に輝度と色信号を分離をするためのフィルター。従来の簡単なフィルターで
は、正確な分離ができず、輪郭部分に出るドット妨害、虹状のクロスカラーが出現
し映像の品位を損なっていました。そこで考え出されたのが3次元分離です。フィ
ールドメモリーで画面をメモリーし連続した3枚の画面から相関を検出して高精度
の分離をします。でも100%再現できるのは、静止画だけで、動画は2次元処理
に切り替えています。静止画寄りに設定すると高度なYC分離が可能ですが、動画
では動きボケ、残像等が目立つ。動画寄りに設定すれば動きボケは低減できますが
、クロスカラー、ドット妨害も増えるので、各メーカーは、それぞれ小刻みな独自
の設定方法を取っています。
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             【S/N】

SNのSはシグナル『信号』、Nはノイズ『雑音』で、シグナル・トゥ・ノイズレ
シオというのが正式です。信号レベルと雑音レベルをdB「デシベル」で示します
。一般的にビデオでは、輝度と色のSNがあり、ビデオSNとも言います。AV機器
の性能を評価するときに使う代表的なスペックで単にSNという場合は、輝度SN
を指します。SN比の値が高いということは、ノイズが少ないということですが、
解像度とSNは反発する関係にあり、解像度を上げていくとSNは悪くなりがちで
SNは良いが解像度が低いこともあります。ですからSNの良さだけでも高画質は
語れません。
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             【解像感】

解像感は解像度のように数値化として表しません。あくまでも試聴する人の感覚で
表現します。色が綺麗に出ているかとか、ディテールの再現性とかSNはどうか等
、テスト信号で判断するのではなく、実際の動画を見て総合的に判断するものです
。ですからモノクロチャートなどでの再現は優秀でも実際の映像では、色ズレがあ
ったり、ノイズが多かったりで主観では高画質とは表現できない場合も少なくはあ
りません。解像度が高くても、必ずしも高画質であるとは言えません。
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             【垂直解像度】

画面の垂直方向のきめ細かさを表します。水平解像度とは違い、テレビの走査線の
数で決まります。NTSC方式では走査線数は525本ですが、実際映し出されて見え
る部分、有効走査線数は480本です。さらに現在フィールド『1/60秒の映像
』ごとに飛び越し走査を行っていますので実際の垂直解像度は350本程度になり
ます。飛び越しをせずプログレッシブ方式にすると理論上480本まで再現できま
す。最近のワイドテレビでプログレッシブを唄っているのがありますが、元の放送
方式がプログレッシブではないので本来の高画質は得られません。ハイビジョンも
1125本、有効走査線数1032本に対して700〜800本程度にとどまって
います。
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             【水平解像度】

どれくらい細かいものまで、見ることが出来るかを表す数値です。とくに白黒の楔
状の細かいパターンを映して、その限界点が高いほど、解像度も高いといえます。
解像度にも種類があります。水平、垂直、斜め、があり最も一般的に言われている
ものが水平解像度で、垂直線が水平方向に何本見えるかで決まります。NTSCで
は、映像の周波数帯域と比較関係にあり、一般的に1MHzあたり80本です。ですか
ら4.2MHzの帯域を持った地上波放送は336本です。BSが4.5MHzで360本、V
HSが3MHzで240本、S−VHSが5.4MHzで430本、W−VHSのSDモード
とDVが事実上6.5MHzで520本ということになります
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            【ドロップアウト】

ドロップアウトとはテープ表面の傷、磁性体の不均一又は、ほこり等の付着で一時
的に映像信号が低下もしくは、ある部分の信号レベルがゼロになり映像への影響が
出ることです。具体的には大きい小さいはありますが、横線として現れます。色は
白か黒が多く、小さいものは走査線に沿ってコンマ何秒かの瞬時ですが1本〜数本
、横一直線に走ります。最近のデジタルデバイスを使ったデッキは白い線として現
れるようです。大きいものは画面の向かって左から右に長い線が綱渡りみたいに現
れます。もっと酷いのは、乱れた横線が上から下に移動しながら数秒間にわたり現
れます。このドロップアウトはアナログである以上避けることは出来ません。どん
な優秀なデッキとテープでも30分走らせて一度も出ないということは、まず無い
でしょう10分間で1〜2度は小さいものが走ります。テレビのニュース取材など
でベーカムが使われているときに、よく目に付きます。そのときのドロップアウト
の出現を確かめて下さい。何百万円もするプロ用機器でもアナログである以上避け
られないのです。
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            【エッジノイズ】

とくにビデオ再生において被写体のエッジ部分『輪郭』に現れるザワザワしたノ
イズです。メカデッキやテープの走行安定性にも関係していますが、3倍モード
などに隣接するトラックからはみ出してトレースする26ミクロンヘッドではて
きめんに現れます。それを防止するため19ミクロン幅のヘッドがよくつかわれ
ています。
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            【メダカノイズ】

メダカノイズとは、画面全体に、あたかもメダカが泳いでいるかのような見え方が
する、横方向に流れる白い線状ノイズの総称です。原因は色々と考えられますが、
ヘッドの摩耗と汚れたときにも現れます。再生中、磁気テープに記録されている信
号が正常に拾えなくなるため起こります。また、アナログBS放送の受信不良時に
も似たようなノイズが現れます。台風や集中豪雨によって、受信感度が下がること
が原因です。
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      ■■■6no.先生のケーブル、インプレ■■■
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こんにちは、6no.です。ようやく手元にS-7/5C-HFLケーブルが手元に届きま
した〜(^^;)。製造元メーカーは「日本海底ケーブル」(!)で、日本アンテナ
は販売元でした。とりあえず土日でBSアンテナケーブルを張り替えてみまし
た。マスプロのS-5C-FBからの置換です。

○ 使ってみた所感
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早速使ってみたのですが…、実は期待したほどの効果はありませんでした
(;_;)。損失は確かに減りました。+6〜8dB程度と分配損失分以上は稼げた様
ですが…。末端のTVのBSチューナでもS/Nのざらつきが大幅に低減されまし
たので、それなりに満足はできました。しかし、最も期待していましたリン
ギングには殆ど改善が見られませんでした(;_;)。後述しますが、端子を無
茶している分の劣化でチャラににっている面もあると思います。

まぁ今まで使っていましたS-5C-BFも結構頑張っていたということなのでし
ょうね。張り替えのお勧め度としては、10段階中2〜3程度でしょうか。点
数低いです。といいますのも、ケーブルが非常に特殊で張り替えには異様
な労力と技術が必用だったです。私の様に、アンテナがBS機器からかなり
離れていて、しかもBS機器がいっぱい有って分配損失が気になるという方
以外、とてもお勧めできません。

○ S-7C-HFLについて
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話が前後して申し訳ありませんが、S-7C-HFLというのは、衛星放送用の業
務用の超低損失ケーブルです。通常の最高峰と言われるHFBタイプより高
性能ということになっています。アンテナケーブルのランクは、メジャー
なところで下から2V、FV、FB、HFB、HFLとなっていまして、BS用はFB以降
が使われます。でも通常の店で手に入るのはFBだけで、HFBは専門店か変わ
った店でしか取り扱っていません。

HFLに至っては専門店でも取り扱っていません。HFLは、性能の割に値段が
安かった(S-7C-HFL \165/m、S-5C-HFL \125/m)ですので不思議に思ってい
ました。でもケーブルを実際に触ってみまして、それがなぜなのか理解で
きました。HFBまでの普通のケーブル(?)とは根本的に違うのです。まず驚
きましたのはその堅さです。

簡単には曲がりません(^^;)。ケーブルシースはプラスチックに限りなく
近いビニル樹脂という感じで、芯線は7Cでφ1.8mm、5Cでφ1.0mm程度あ
ります。その上、シールドがなんとアルミ箔の巻きリボン型ではありま
せん。厚いアルミ板をテープの長さ方向にα巻きしてあるだけです。網
線も無し。

100mのケーブルなら、100m×2cmのアルミ板を『巻き厨司の海苔』の如く
延々と長手方向に巻いてあるわけです。なるほど、これなら確かにインピ
ーダンスを狂わせる「シールド材の巻き密度変化」が起こりようがありま
せんからVSWRも優れているわけです。簡単に曲がらないというのも効いて
ると思いますが…(高周波では経路が曲がると反射が生じます)。というわ
けで、このHFLケーブルは長距離用に低損失、低VSWRで安価ですが、曲げ
易さや加工のし易さを大幅に犠牲にしたケーブルだったわけです。さすが
海底ケーブル屋さんが造るだけのことは…。一般AVファンからしますと、
これはおいそれと手が出せる代物ではありませんね。専門店で扱わないの
も肯けました。因みに直流抵抗ですが、芯線は7Cで8mΩ/m、5Cで17mΩ/m、
シールドは両者10mΩ/m程度でした。

○ 接続
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7C用接栓が、またも取り寄せで時間がかかるそうで、とりあえず7C接栓が
届くまでの間だけということで5C接栓で繋いでしまいました。反射が生じ
ているとしますとこの部分が一番でしょう。損失が低すぎるのがアダにな
って反射波もなかなか減衰しませんので、VSWRは最悪だと思います。

ですからリンギングもどきも7C接栓に換えるとずっと良くなるかもしれま
せん。7Cケーブルに5C接栓を使うには、かなりの加工か必用でした。カッ
ター、やすり、etcの工具を駆使しまして、以下のようにして無理矢理接
続しました。

(1)先端30mmの発泡絶縁材の太さを5Cと同径まで削る(カッターでサクサク
と…インピーダンス上は最悪の加工です。これはさっさと7C用に換えたい
ところです)

(2)芯線を8mm剥き、先端部をφ1.8mm→φ1.0mm程度まで削る(ネジ切りタッ
プをヤスリに転用(ォ

(3)シールド材をシースごと縦割りカッティングして5C接栓へ接続、かし
め処理(最後はぎっちり半田付け)

7C用の接続治具が届きましたらすぐに取り替えますが、とりあえず今はこ
れで我慢です。あと、分配器やVTR、TVの間は、全てS-5C-HFLで接続し直
しました。こちらは通常の5C接栓で問題無く接続できました。ただ、シー
ルド変形は殆ど不可能でしたので、7Cと同様にケーブル方向に縦割して紐
状にしてから加工しました(半田で隙間埋めも同様に)。

5Cケーブルもケーブルは7C同様、やはり簡単には曲がりません。無理に曲
げると壊れますので緩やかなカーブを描くような空中配線にしてあります
。軽量なことが唯一の救いですが、この使い勝手の悪さは強烈です。

とりあえずあらいざらい書いたつもりです。さすがにここまで書きますと
、これはもう誰も欲しいとは思わないでしょう…。アンテナケーブルのア
ップグレードをお考えの方にも、余程の事情が無い限りHFBタイプで止めて
おく事を強くお勧めします。ほんとうに疲れました…。
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『また今度ね。次回も楽しい談話が待ってます』
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(@_@)/本誌は全国のAV機器マニア、技術者、販売店、放送関係の方々の
     楽しいAV談話をメールでお知らせ致します。

[AVM]( http://www.homerc.net/ )   発行人:アウトローHomer

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本誌では読者の皆様の声を募集しています。オーディオorビジュアルのこと
なら「おまかせ」又は「しゃべらせて」何でも結構です。お待ちしています。
      
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  ◆本誌の無断転載及び引用は全文・部分を問わず、禁止させて頂きます◆
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  『メールマガジン音と映像とAV機器!』でした(^^)/~~"
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【ごにょごにょ話】
元祖・俺たちの旅をリアルタイムで知っている
世代の私としましては、しっくりこないものが
あります。中村雅俊演じるカースケは本当に
哀愁ありました。ブホ
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